勤労感謝の日に思ったこと
令和4(2022)年11月23日(水)庚辰八白土星 勤労感謝の日
おはようございます。
開運アドバイザーおおばです。
今日は11月23日、勤労感謝の日です。
「国民の祝日に関する法律」では、「勤労をたっとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう」日だそうです。
祝日なのでお休みになると思いきや、サラリーマン時代は働けることに感謝しながら労働していました(笑)。
さて、この勤労感謝の日、古くは「新嘗祭」と言っていました。
新嘗祭とは、その年に収穫された新しい穀物を神に捧げ、収穫を感謝する祭事のことです。
天皇陛下がその年に収穫された穀物を天照大神を始めとした神々に捧げ、自らも食する祭祀となります。
なぜ新嘗祭が11月23日なのか、そしてなぜ新嘗祭が勤労感謝の日になったのか・・・それはいきさつがあるそうですが・・・。
日本人は「勤労」すなわち「働く」ということに特別な意味合いを見出していたようです。
働くとは「端を楽にする」(はたをらくにする)という意味だと聞いたことがあります。
端とは「周り」「周辺」ということです。
周りの人とも言えますし、周辺の物事とも読み取れます。人が働くことは自分のことよりも「世の為、人の為」と考えていたようです。
日本書紀には、日本の主宰神である、天照大神でさえも機織りをしていたという記述があります。
また八百万の神々には、日本創生に関わった神様もいらっしゃいますが、「大工の神」といった仕事に関する神様が多いのも事実です。
日本の神々を祖先にいただく日本人のメンタリティーには、「働く」ことが必要ですし、「働く」ことが神々のご加護をいただく最低条件のような気がします。
今日もお読みいただきありがとうございました。
皆さまに幸運が訪れますように。
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