《全体解説》

九星気学は旧暦を使いますので、９月は9月7日の白露から寒露前日の10月７日までとなります。

さて、9月は七赤金星が中宮の月。七赤金星は金星ですが、「沢」の意味があります。沢には通常水がつきものですね。ですから今月も水に注意。局地的な大雨や、それに伴う洪水、土砂崩れ、台風シーズンでもありますし、暴風雨への備えは大切だと思います。ハザードマップを確認して、避難経路の確認、急な洪水への備えとして垂直避難方法の確認、停電への備えなどをしておきましょう。

また、9月には自民党総裁選があります。自民党という内々の代表者が日本の総理大臣になる可能性が高いという仕組みを見直すきっかけになる、そして日本の民主主義の限界が垣間見える、そんな選挙になりそうです。

続いて、一白水星～九紫火星のそれぞれの本命星の開運アドバイスです。

九星気学では旧暦を使いますから、新年明けてから節分までに生まれた方は前年の生まれとしてみて下さい。

《例》昭和58（1983）年2月2日生まれの方は、昭和57（1982）年の九紫火星となります。

九星ごとの「運勢の強さ」を☆で表しています。運勢の強さに応じて最大５つの☆が付きます。

また、先月から、おまけ程度に「開運行動」を追加しましたので、参考にしてください😊

《一白水星》

昭和2年・11年・20年・29年・38年・47年・56年・平成2年・11年・20年生まれの方

運勢の強さ・・・☆☆

酷暑が緩むとともに、何となく停滞感が漂うようになる。8月まで気持ち的に飛ばしてきた一白水星にとって、嫌な感じではないが、不思議な感じがするかもしれない。しかし、この停滞感、何かの前触れだから備えておいた方がいい。人によっては上司の変更だったり、自らの異動だったり。そして家族関係の変化だったりするかもしれない。うわさ話として耳にすることがありそうだ。さて、もう一点、9月の一白水星には、何らかの問題を抱える可能性もある。しかし、この問題も変化の予兆も同じだが、自らの成長させるものとなるため、積極的に取り組んだ方がいいだろう。父親との時間を持つことをお勧めする。

開運行動：家族サービス、お墓参り、焼肉屋さんで飲食、ドライブ、神社へ参拝、父への連絡

《二黒土星》

昭和1年・10年・19年・28年・37年・46年・55年・平成1年・10年・19年生まれの方

運勢の強さ・・・☆☆☆

年間を通じて運勢の高い二黒土星だが、9月も輝ける時だといえる。勘が冴えて必要なことが必要なタイミングでできるだろう。だから、元来、大人しい人が多い二黒土星だが、積極的に活動していきたい。そのためには、友人や仲間と食事やお茶をして、意見の交換や語り合いの機会を作ったらいい。ただし、気を付けたいことは、軽口や、余計な一言。当然、感情的な言葉も避けたいところ。仮に相手が攻撃的な言葉を投げてきたとしても、売り言葉に買い言葉にならないように上手にかわして欲しい。口内炎になったら悪化するので、冷たいものの食べ過ぎは避けたいところ。

開運行動：美術館巡り、映画鑑賞、読書、サンドウィッチを食べる、ランチ会、ワインを飲む

《三碧木星》

昭和9年・18年・27年・36年・45年・54年・63年・平成 9年・18年生まれの方

運勢の強さ・・・☆

猛暑は一段落という天候だが、三碧木星にとっては暑さが身にこたえそう。体調が心配だ。夏風邪を引いたら長引きそうだし、夏バテも気にかかる。冷たいものを食べるより温かいものの方が体にはいいし、よく噛んで食べることは胃腸への負担が減るのでお勧めしたい。また、体調が思わしくないときだから、大きな判断が伴うことは来月まで持ち越してしない方がいいだろう。9月の三碧木星は今年の運勢の底にあたる時期だから、運が悪いなと感じたならば、逆に「運気に乗っている証拠」とある意味前向きに考えた方が心と体の健康にはよいだろう。人へのちょっとした配慮が幸運をもたらすことになりそう。

開運行動：温泉につかる、ゆっくり風呂に入る、陰働き、仏閣参拝、整体、展望台から眺望を眺める

《四緑木星》

昭和8年・17年・26年・35年・44年・53年・62年・平成 8年・17年生まれの方

運勢の強さ・・・☆☆☆

８月の体調不良から回復、気持ちも明るくなってくる。それに伴って忙しくなるが、その忙しさはしばらく続く見込み。次第に周囲のことに時間をかけざるを得ない状況になってくるから、その前に９月は自分のことや身の回りのことを考えておきたい。自分の心の内面を振り返ることも重要だし、好みのオシャレを探るのも楽しいと思う。身の回りのものを整理整頓して、断捨離するのもいいだろう。そして、身の回りで大切なのは、母親を初めとした周囲の女性との関係性。ギクシャクした関係の人がいるなら時間を取って改善しておきたい。疲れ目に注意。

開運行動：土いじり、草取り、和菓子を食べる、断捨離、DVD鑑賞、読書、たき火、運勢鑑定

《五黄土星》

昭和7年・16年・25年・34年・43年・52年・61年・平成 7年・16年生まれの方

運勢の強さ・・・☆☆☆

９月に入り、８月よりも落ち着きを取り戻す。ただ、何となく周囲と意見が合わない。なぜかと人に尋ねてみたいが、それも面倒がられそうな気がする。つまり、９月は孤独感を感じることが多いが、これは自分の心境に中に何らかの壁があることを示している。むしろ、周囲に教えを乞う必要があるし、打ち解けようという気持ちも必要だと思う。じつは五黄土星は、自分で勝手に周囲との壁を作り、疎外感を持つ人が多く、それが周囲に伝わることによって、さらに壁が高くなってしまうのだ。秋からは運勢は上向きになるだけに、自分の殻を作ってはもったいないと思う。戦略的に人と打ち解ける技を身に付けたい。

開運行動：早起き、気持ちのこもったあいさつ、酸っぱいものを食べる、思索にふける、魚料理を食べる

《六白金星》

昭和6年・15年・24年・33年・42年・51年・60年・平成6年・15年・24年生まれの方

運勢の強さ・・・☆☆☆☆☆

ひと頃に比べれば朝晩は過ごしやすくなってきているし、六白金星は９月も引き続き好調。六白金星自身にはあまり心配はない。問題点があるとすれば、六白金星自身よりも、むじろ家族や親族といった、周囲の人たちとの関係性だろう。もし、何か気付くことがあったら、普段は時間が合わなかったり、距離があってなかなか赴けないとしても、今回は丁寧に対応した方がいい。正義感の強い六白金星は言葉が強くなってしまう傾向があるが、万一周囲から悩み事や相談事があった場合には、相手の話をよく聞く気持ちを持ってほしい。疲れは胃腸にきやすいし、冷たいものの食べ過ぎは夏バテにつながる。

開運行動：旅行、そよ風にあたる、風車を観に行く、母親への連絡、お墓参り、あんこの和菓子を食べる

《七赤金星》

昭和5年・14年・23年・32年・41年・50年・59年・平成5年・14年・23年生まれの方

運勢の強さ・・・☆☆☆☆☆

夏の暑さは一段落。そして、変革期にいる七赤金星の活動も一段落。少し落ち着いた時間が取れるので、９月は今年の思いや活動を振り返ってみたい。イライラして感情的な言葉で返したことはないか。相手の気持ちを考えずに行動したことはなかっただろうか。もし思い当たる節があるならば、まずは心の中でそっと詫びを入れよう。しかし、思い当たった人と時間を取って直接お詫びを入れることができるならばそれが一番いい。素直な気持ちになれば、相手も素直に応じてくれる。この行為が、今年の七赤金星の変革を良い方向に導いてくれるだろう。酸っぱいものは吉。

開運行動：人へのアドバイス、助言を素直に聴く、菌活、音楽鑑賞、朝のサラダ、クエン酸ドリンク作り

《八白土星》

昭和4年・13年・22年・31年・40年・49年・58年・平成4年・13年・22年生まれの方

運勢の強さ・・・☆☆☆

忙しさが戻ってくる。時は金なりというが、まさしくその通りの雰囲気に置かれそう。初動が大切な内容が多いから、なるべく早めに手を付けていきたい。そのためには、夜遅くまでの残業よりも、朝早めに時間を取って対処していった方がいい。そのような仕事ぶりを見て上司や先輩が力を貸してくれるようになるだろう。逆に素直に上司先輩の力を借りるのも一つの手だ。もちろん、力を借りた場合は、丁寧なお礼を欠かさないようにしたい。プライベートでも、後回しにするとこじれる問題が多いので、最初が肝心と心得ておいて損はない。メールやSNSはこまめにチェックを。

開運行動：アンティーク品の購入、ちょっと贅沢な食事、サウナで整える、風を感じる、手紙を出す

《九紫火星》

昭和3年・12年・21年・30年・39年・48年・57年・平成3年・12年・21年生まれの方

運勢の強さ・・・☆☆☆

どうということはないけれど、９月は何となく気が乗らないことが多い。その理由は、ちょっとした不平不満が溜まっているのかもしれない。そんな場合は、友人との会話が気分転換になるから、仲のいい友人と一緒に食事に行ってみよう。金運はあまり良くないので、ストレス発散と称して買い物に出かけると、その時はストレス発散できても、散財したことが新たなストレスになるので注意したい。また、自分が発した言葉が人を傷つけ、問題発言となることもありうるので、注意したいところだ。交通事故にも気を付けて、交差点では一旦停止を心がけよう。発酵食品、特に納豆は吉。

開運行動：食事会、居酒屋で一杯、友人との会話、納豆アレンジ料理に挑戦、トイレ掃除

いかがでしょうか？！

９月の一白水星から九紫火星の運勢アップのポイントを私なりにまとめてみました。

参考にしていただければ幸いです。